コラム
2026.03.10
不登校激増は学校のせい?
不登校、本当に学校の問題なんでしょうか?
不登校数は6万⇒34万人
いじめ認知件数は22.5万→78.9万に激増していますが、
学級人数は40→35人に減り、
体罰発生件数は3512→1229件へ減り、
教育現場の法や体制も整備されています。
学校に問題があるとよく言われますが、
保護者の体感としても
学校は制度だけではなく、
先生の質も明らかに良くなっているのです。
35年前は
些末な校則で押さえつける先生や
生徒をヒト扱いしない先生
何かあると叩く、罰を加える先生
はテンプレでしたが、
今、自分の子たちが通っている公立小中学校では
生徒を、さん付けで呼び、
個性や個々の発達を尊重する先生、がテンプレです。
データはうそをつきません。
学校に問題がないとすれば、
子どもの方に何か変化があるはずです。
それは、睡眠時間などの生活の変化ではないでしょうか。
例えば、児童の睡眠時間は35年前は平均8.5時間だったのが、今は7.6時間とはっきりと減っています。
急激な生活習慣の変化に因果関係があるのでは?
たった35年前、
こどもは夜9時前に寝るのがフツウ、起きていれば怒られました。
家で家族で祖父母に配慮した野菜や魚が多く油気の少な目の食事を家族で食べるのは普通
遊びといえば外で公園などでした。
今は、夜9時前に寝ると早いね!
とちょっとびっくりされるくらい遅く寝るのがフツウ、外来にきてくれてた小学生何人かはクラスの半分以上の子は0時すぎにねてる、って言っているくらい、子どもが遅く寝ることに違和感を感じる大人が減っています。
それから、外食や個食も増え、レトルトやファーストフード、コンビニ食など一見手軽な食べ物も増えました。
そして、遊びといえばゲーム!
外で集まっている子も円になって座ってゲームをしていたり、よくみます。
不登校のきっかけに明確な原因がないことも多い
令和5年度の全国の小中学生の数は923万人、不登校数は過去最高の34.6万人(全体の約3.7%)
www3.nhk.or.jp/news/html/20241031/k10014625011000.html
令和5年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果 概要
不登校のきっかけのTOP3の原因
・学校生活に対してやる気が出ない 32.2%
・不安・抑うつ 23.1%
・生活リズムの不調 23%
誰もがなり得る、それが不登校です。
学校の先生や友達に問題があるのでは?
きっかけが人間関係のことも確かによくあります。
でも、それって昔も同じようにあったこと。
人間関係の問題が激増しているとしたら原因・結果が逆かもしれません。
寝不足・栄養不足・運動不足でイライラ・だるい
→ケンカしてしまう、問題行動が増えてしまう
我慢できない、ストレスを他にぶつけてしまう
実は、不登校には身体の症状がほぼ必発します
成長中の身体はパーツの成長の仕方がそれぞれ異なるからです。
×子どもは丈夫で体力があるから無理してもいい
〇筋力も少なくバランスが非常に崩れやすい子ども時代には、休養をとるために大人以上の睡眠時間/食事バランスと十分な栄養/適度な運動が必要
不登校克服には学習支援も大事ですが、
それ以上に、その基礎となる身体を立て直すことが大事です。
そして、それは正しい知識と支援経験豊富なサポーターと一緒なら、親御さんによって立て直すことができ、
「どうにもできない」→「道ができる」に変えられます。