起立性調節障害(OD:Orthostatic Dysregulation)
きいたことありますか?
不登校の原因としてとても多い、思春期によくおこる自律神経失調症です。
どれくらいの子に起こっているかというと
軽症例を含めると、小学生の約5%、
中学生の約10%。重症は約1%。
不登校の約3-4割にODを併存しています。
※出典:https://www.jisinsin.jp/general/detail/detail_01/
さらに、中学生では約半分が
起立性調節障害の何かの症状を持っています。
(つまり、中学生の50%がODの予備軍)
ODは最初、ほとんどの場合、なまけやサボり、心の不調と間違われます。
最初の症状
・朝起きられない
・学校にいかないと昼すぎから元気
・休みの日は朝から元気
・夜は元気でゲームやインターネットして夜更かし
子どもの多くは怒られたり励まされて学校に無理にいかされます。
そして体調不良自体も悪化したり、
調子が悪くて学校に行っていると授業も集中できず、
対人トラブルが増え
重症のODに進行してしまったり、
体調以外の理由で学校に行けなくなりはじめます。
怠けじゃないです。自律神経失調のせいなんです。
・朝起きられない ←寝ている状態から起きた状態に体が調節できない。
・学校にいかないと昼すぎから元気 ←昼頃にやっと自律神経調節が整ってくるから体が動くようになる。
・休みの日は朝から元気 ←学校いかなきゃ、ってストレスがないので自律神経が整いやすい
・夜は元気でゲームやインターネットして夜更かし ←自律神経が昼夜逆転してるので寝られなくなっているから余計に悪循環。
だから、無理にさせるのは逆効果です。
じっくり以下に取り組んでください。
・自律神経を回復させる
(夜寝られなくてもネットやゲームをしない、ストレスを作らない)
・筋力をつける(足の筋肉のポンプで血圧を下げないため)
・水をたくさん飲んで塩を多めにとる(体の中に水分を貯めて脳へ血がまわるようにするため)
・朝と昼はしっかり太陽の光を浴びて、夜はしっかり暗くして!
特に20時すぎたらメディアオフ(家族全員です!)
・朝はゆっくり体を起こして、頭は一番最後に上げる。
(最低5分はかけて体を起こした方がいい。経験的には30分かけて頭の位置を徐々に上げて慣らすとその日の体調が崩れにくい。)
心の病気ではなくて体の病気です。
調子が悪くなった子どもが一番とまどっています。
できない自分を責めて自信を無くしています。
ODの子たちは体調が回復してくると、
まだ早いって止めても
ほぼ全員が自分から学校に行ってしまいます。(そしてプチ再発パターン多いです)
子どもの不調を感じたら一度早めに病院に行ってください。
何か他の治療すべき原因が見つかることもありますし、
検査してODとわかれば、原因がわかって自分を責めなくなれますし、
周りもより適切な対応ができるようになります。
検査でODの診断基準に当てはまらなくても、
ODの症状があったら、自律神経の回復を試みてくださいね。
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