ASDのお友達は定型発達の子からみると、こんな特徴が気になったりします。
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・みんなが話しているときに自分の好きな話題をずっと話している。
・博士級に飛びぬけて詳しい知識を持っている事や物がある
(そして、多くの場合その詳しいことは他の子の興味をひかないか詳しすぎてついていけない)
・大きな音を怖がることがある
・視線が合いにくいか、逆にじっと見つめられて怖い
・ルールを守っていない人に厳しい
(例:挨拶をすることにこだわりがある子はしなかった子を責める)
・注意されると自分は正しいといって譲らない
・無視される
・パニックになって暴れる
・通じないって思うことが多い
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ASDの子の行動に悪気はありません。
定型発達の子にみられるように周りを巻き込んで
誰かを攻撃することもほとんどありません。
(彼等が誰かを攻撃するのは、自分が攻撃されたと感じるときだけです。)
本当はとても穏やかな、自分の世界で生きている性質の子が多いです。
しかし、トラブルが続いてしまい責められていると感じれば、パニックになったり
こだわりが悪化したり、攻撃が止まらなくなって、
周りは一緒にいるのがつらくなることもありますし、
直してやろう、と正義感に燃えてしまい、結果いじめにつながってしまうこともあります。
でも、ASDの子が持つ特性は誰もが少しは持っているものですし、
子どものときからお互いの上手な関わり方を知っておくのは大事だと思います。
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気になるASDの特徴を持っている子と上手に関わる方法
■名前を呼んでから話しかける。
ASD特性の強い人には、
たくさんの音の中から必要な情報を聞き取るのが苦手な人が多くいます。
ですので、“無視した”のではなく“自分に話されているとわからなかった”
が多くの場合正しいです。
これは目の前で相手に話しかけた時であっても、自分に話しかけられていると
気づかないことがあります。
無視してやろうなんていう悪気はまずありません。
■短く具体的に話す&大事なことはできればメモも渡す。
ASD特性の強い人は、記憶の入り口が狭いです。
一旦入った記憶は非常に長い間保たれますが、狭い入口を入らなかった情報は
聞いていなかったと同じことになります。
ですので、例えば
「昨日みたTVでみつけた××グッズ確か○○君持ってたよね。
今度の学校行事で使うから●日までに持ってきてよ、いい?」、なんていう話しかけをした場合、
相手が「うん、いい」ともし答えたとしても、多くの場合は
“昨日見たTV”のところまで話しが入っていて、TVどんなものみたか、
自分の中で思い出していて、
相手にも見たTVの内容が共有されていると感じていると思います。
「うん、いい」は反射的に答えていたり、TVの内容について何か言われたと思って
「うん、いい」と最後の言葉をとりあえず繰り返してみただけかもしれません。
ですので、大事な後半の情報は記憶に入っていません。
後日になって当日に「言った」「言ってない」「あの子はうそつき(お互いに)」のトラブルがおきる仕組みです。
■急に体に触らない・相手の言う感覚を否定しない
ASDの子には感覚過敏・鈍麻がある場合が多く、人それぞれで過敏や鈍麻があるところが違います。
友達は話しかける時に肩に手を置いただけなのに、
ASDの子は突然殴られたと感じて、仕返しが始まりケンカやトラブルになることがあります。
どっちが正しいではなく、感覚がお互い違いすぎるのです。
眩しいから体育が嫌だ、チームユニフォーム着たくないなどもそうです。
定型発達の人には柔らかい日差しでも、ASDの子には痛みを感じるほどの強い光に思えることもあります。
チームユニフォームの触感がASDのその子にとっては、
全体に針が内側に向かって縫い付けられて刺さっているように感じているかもしれません。
さぼり、とか嫌、とか、皆と一緒にやる気がない、とかではありません。
■自分の都合やしてほしいことははっきりと伝える。
ASDの子は相手が離れようとしているのに話し続けたり、
相手が嫌がっているのにずっと同じことをすることがあります。
おそらく、初めは相手が興味を持って話をきいたり、
いたずらに対して笑顔で「やめて」などと気を使って対応していると思います。
ASDの子には、1回目の時点で相手が喜ぶこと、とインプットされています。
無視したり、避けたり、曖昧にまたね、などと対応すると、
伝わっていない不安や足りないから喜んでくれないのだという理解になり、もっとします。
ASDの子には自分の都合やしてほしい行動をはっきりと伝えてあげてください。
「5分だけ聞く。そのあとは、用事があるから帰る」
「いたずらする前にいたずらしていいか聞いて。私がどうぞっていったらしてもいい」
定型発達の人にとってははっきり言うと相手を傷つけるのでは、と心配かもしれませんが、
ASDの子にとっては無視されて混乱するよりずっと優しい対応です。
■ルールの例外については、都度、明確に決めたり、ルールを適用するシーンを限定する。
例えば、ASDの子は挨拶をしなかった子を執拗に責めることがあります。
どこかで挨拶はいいことと習い、
挨拶する人=善 挨拶しない人=悪と0-100思考で区別した結果、悪は100%ダメと
ルールを作っていると思います。
この場合、挨拶はいいことと教えているので、挨拶しなかった場合に誰かが毎回責められてしまいますが
ASDの子の方が、実は正しく言われたことを守っているので、大変です。
そういうこともあるよ、と諭したところでASDの子が自分は正しいと言うのは当然なのです。。。
ですので、例外のルールを設けたり、ルールを適用するシーンを限定することで
お互いの関係をやりくりするとよいです。
例外や限定などのルールの変更については、ASDの子が納得できる目上の立場の人が決めてください。
「このクラスの子については、挨拶が必要かは先生が決めます。
挨拶しない人への注意は先生のみからします。」などが一つの例です。
■ASDの子がパニックになっている時は離れる・放っておく。
授業中でパニックになられたら皆が困る時は、静かな別室へ連れていってもらったり、
机に突っ伏していたり部屋の隅でじっとしている時は放っておいてあげてください。
切り替えるまでに時間はかかりますが、
無理に切り替えさせようとしたり、慰めたりするとASDの子にとっては
大体見当違いのことをされていますので、混乱する情報が負荷され、よりパニックが長引きます。
よかれ、と思って関わることがお互いの疲れになります。
パニックは処理しきれない情報(本人の中ではうまくいく方法と決まっていた流れが変わった時、さえぎられたとき)が一気に負荷された時に起こりますので、処理できるまで待つのが一番です。
成長して処理できる情報量が上がったり、パニックの時には待ってもらえる、という経験を積むと
切り替えられるまでのスピードが上がったり、切り替えのコツをつかめたりします。
パニックの強制解除として、怒鳴りつけて行動させたり、罰を与えて、
ASDの子にとりあえず望む行動をさせることもできますが、
これは、同時にASDの子にとって嫌なことされたら相手に怒鳴りつけたり罰を与えればよい、という
学びと固定ルールを与えてしまい、成長後、本人も周りももっと辛いことになりますので
おススメできません。
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